主婦の事務パート面接の服装はスーツ？スーツがない場合は？（画像あり）

事務系のパート採用面接、どんな服装で行くべきか悩みますよね。

正社員の場合は迷いなくスーツでしょうが、パートの採用面接となるとどこまでかしこまるべきなのか・・・

実際にパート面接を受ける側と採用担当側の両方の経験がある筆者が、「主婦は事務パート面接でどんな服装をしてるのか？」をご紹介します。

主婦の事務パート面接はどんな服装？

私は以前に事務職パート採用の担当補佐をしていたのですが・・・

事務パート面接に来た約10人ほどの希望者の内、スーツ着用は0人でした。
（30代～50代女性）

みなさん、「きれいめな普段着」という恰好がほとんど。

都会の大企業の事務職、採用後にスーツで働くお仕事はまた状況が違うかもしれません。

しかし、普通の中小企業や市役所などの事務パートの場合、「スーツでなければ不合格！」ということはほとんどないといえるでしょう。

パート面接で高評価を狙うなら「スーツ」

パートの採用面接においてスーツが必須ではありません。

しかし、面接官からの評価が一番高いのはやっぱりスーツです。

なんとしてでも合格したい採用面接であれば、スーツが間違いないでしょう。

スーツで面接を受ける方が少ないからこそ、スーツというだけで「本気度」がアピールできます。

パート面接におすすめのスーツは？

パート面接でのスーツの色は、グレー・ネイビーなどの無難な色がおすすめです。

冠婚葬祭用ではなく、ビジネス仕様のスーツを選びましょう。

ボトムスは、パンツとスカートで面接官に与える印象が変わります。

パンツ：活動的で明るい印象
スカート：柔らかく優しい印象

スーツというと高価なイメージでしょうが、いまは予算1万円でもスーツが見つかります。

授業参観や入学式・卒業式などのイベントにも使い回しできるようなデザインもあるので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか？

20代のパート面接ならリクルートスーツも◎

もしパート面接を受ける方が20代であれば、リクルートスーツもおすすめです。

リクルートスーツの場合、インナーをストライプシャツや襟のないブラウスなどに変えるとリクルートスーツ感がなくなってよいでしょう。

>> おすすめのシャツ紹介
>> おすすめのブラウス紹介

スーツがない場合のパート面接の服装は？

「事務職パートの面接はスーツが間違いない」

それが分かっていても服装で悩む主婦の多くは、手持ちのスーツがないからではないでしょうか？

たとえ手持ちがあっても、サイズが合ってない、デザインが古臭い、シワシワ等々・・・

今後面接以外にもスーツ着用の予定があれば、面接を機に新しく購入してもよいでしょう。

しかし、他にスーツの着用予定がない場合・・・

そのような方のために、スーツ以外のおすすめの採用面接の服装をご紹介します。

【春夏コーデ】クールビズでジャケット不要

近頃、正社員でも夏場はクールビズでジャケットを着用しない会社が増えています。

そのため、春夏にかけてはパート面接でもジャケットなしで問題ないでしょう。

春夏のパート面接においては、ビジネスの場にふさわしいきれいめなオフィスカジュアルの服装がおすすめです。

2021年から環境省のクールビズ実施期間の呼びかけは廃止されました。
しかし、クールビズの取組み自体が無くなるわけではありません。
例年通り５～9月ぐらいはクールビズの服装でよいでしょう。

参考コーデ画像

【秋冬コーデ】ジャケットがあるとgood◎

秋冬のパート面接では、ジャケットがあると印象がよいです。

さきほどの春夏でご紹介したオフィスカジュアルの服装にジャケットを重ねましょう。

>> おすすめのジャケット紹介

パート面接のおすすめ服装アイテムの紹介

パート面接の服装に悩んでいる方に向けて、おすすめの服装アイテムを紹介します。

①ジャケット（テーラード・ノーカラー）

秋冬のパート面接であれば、ジャケットがあると安心です。

その後の通勤でも使いやすいように、ストレッチのきく着心地のよい素材でオンオフ使いまわしできるデザインがおすすめです。

②カーディガン

そこまで堅苦しくない面接先であれば、ジャケットではなくカーディガンでもよいでしょう。

ただし、カーディガンの中でもオフィス向けのデザインを選ぶように。

下記のようなカーディガンは避けましょう。

③襟付きシャツ

従業員がスーツでお仕事している職場の面接の場合、襟付きシャツはおすすめです。

ジャケットを羽織っていないでも、真面目な印象を与えます。

④ブラウス

襟付きシャツでもよいですが、オンオフ着回せるブラウスが個人的にはおすすめです。

ブラウスは、女性らしい華やかな印象を与えます。

⑤パンツ

パンツは、アンクル丈のセンタープレスのものがビジネス向きでおすすめです。

パンツスタイルだと活動的な印象を与えます。

⑥スカート

スカートはシンプルなデザインのものを選びましょう。

スカートの長さは、ミニやロングを避け、ひざが隠れるぐらいの長さがおすすめです。

⑦バッグ

パート面接に適したバッグの条件です。

バッグは今後の通勤でも使えるので、事務系の仕事に適したバッグを購入するとよいでしょう。

服装をバッチリ決めても、バッグだけカジュアルすぎると目立ってしまうので注意が必要です。

⑧靴（パンプス）

採用面接での靴は、黒のビジネスパンプスが最もおすすめです。

ただ、服装にあったきれいめなパンプスや革靴であればよいでしょう。

また、汚れの目立つ靴もやめておきましょう。

服装以外にも面接で気を付ける身だしなみ

面接官は服装以外の細かい点までよく見ております。

服装以外に気を付けたいポイントについてご紹介します。

【髪型】髪色暗めでスッキリとまとめる

明るすぎる髪色は、面接官に良い印象を与えません。

ヘアカラーする場合は、茶色でも暗めの落ち着いたトーンを選びましょう。

髪の長い方は、ハーフアップもしくは後ろでまとめます。

このとき、シュシュや大きな飾りのついたものを使うのは避けた方が良いです。

また、髪の短い方でも頭を下げた時に顔に髪が掛かってしまうような方は、耳に掛ける、もしくはハーフアップ等で顔が隠れないようにしておきましょう。

【メイク】派手すぎもノーメイクもNG

パート面接でのメイクについて、派手な濃いメイクはNGです。

ただし、薄すぎるメイクも「疲れてパッとしない印象」になりやすいので注意が必要です。

顔色悪く見えない程度に、上品なメイクを心掛けてみましょう。

パート面接にはスーツもしくはオフィスカジュアルで！

今回、パートの面接の服装について具体的にご紹介しました。

スーツが一番ベストでしょうが、面接先によっては事務系でも「絶対スーツ！」という訳ではありません。

スーツがない場合、『清潔感があり、ビジネスにふさわしい恰好』を意識して選びましょう。

この記事がパート面接の服装選びの少しでも参考になれば幸いです。