【e-Tax】開業届を電子申請したときの控えは?代用書類の取得方法
現在、マイナンバーカードによって、自宅からでも電子申請で簡単に開業の手続きができます。
しかし、書面提出の場合とちがい、電子申請で開業届を提出すると「受付印のある開業届の控え」をもらえません。
開業届の控えがない…!
電子申請した場合、開業を証明する書類はどれ?
そこで本記事では、下記2点について紹介します。
- 電子申請した場合の「開業届の控え」の代用書類は2種類
①e-Taxの開業届の受信通知
②e-Taxの開業届の申請データ - 「開業届の控え」代用書類の取得方法
e-Taxのメッセージボックスから取得する
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電子申請(e-Tax申請)した場合の開業届の控えは?
電子申請(e-Tax申請)で開業届を提出した場合、直接もしくは郵送で書面提出したときにもらえる「受領印のある開業届の控え」が手に入りません。
そのため、「受領印のある開業届の控え」に代わる「開業を証明する書類」があります。
- e-Taxの開業届「受信通知」
- e-Taxの開業届「申請データ」
上記2点のPDFをe-Taxのメッセージボックスから印刷することで、「開業を証明する書類」として使えます。
私がゆうちょ銀行で口座開設した際は、開業届の控えとして上記書類2点で代用できました!
参考
e-Taxのサイトでも、申告書等の控えを「受信通知」で代用するようにしっかりと明示されています。
Q:書面で提出した場合には申告書等の控えに収受日付印がありますが、電子申告の場合どうなりますか。
A:電子申告の場合は、書面で提出した場合のように申告書等の控えはありませんが、申告等データの送信後にメッセージボックスに格納される「受信通知」により、申告等データが税務署に到達したこと等を確認することができます。
よくある質問/e-Tax
開業届の控えの代用書類の取得方法
具体的に「開業届の控え」の代わりとなる書類の取得方法について説明します。
手順①e-Taxソフト(WEB版)にログイン
はじめに、パソコンから「e-Taxソフト(WEB版)」にログインします。
利用者識別番号でもログインできます。
ただし、その場合もメッセージボックスを開くためには追加で「マイナンバーカード等の電子証明書による認証」が必要になります。
そのため、先にマイナンバーカードでログインしておくと二度手間を防げます。
手順②e-Taxのメッセージボックスを開く
ログインすると「メインメニュー」の画面が開きますので、右側の「送信結果・お知らせ」をクリックします。
「送信結果・お知らせ」画面の「メッセージボックス一覧(操作に進む)」をクリックすると、メッセージボックスが開きます。
手順③開業届「受信通知」を印刷
メッセージボックスが開いたら、「個人事業の開業・廃業等届出(開業届)」をクリックします。
「個人事業の開業・廃業等届出(開業届)」の受信通知画面が開きます。
この「受信通知」画面が一つ目の開業を証明する書類です!
Windowsの場合の印刷方法
- 自宅にプリンターがある場合
-
- 画面上で「右クリック」
- 「印刷」を選択
- そのまま印刷
- 自宅にプリンターがない場合
-
- 画面上で「右クリック」
- 「印刷」を選択
- 送信先「PDFに保存」
- PDFをコンビニネットサービス等で印刷
手順④開業届「申請データ」を印刷
先ほどの「受信通知」画面から「受信データ/帳票表示」をクリックします。
「帳票一覧」画面が開くので、「個人事業の開業・廃業等届出(開業届)」を選択して、「帳票表示」ボタンをクリックしましょう。
すると、自分が提出した「個人事業の開業・廃業等届出(開業届)」のPDFデータを取得できます。
この「開業届PDF」が2つ目の開業を証明する書類です!
こちらも先ほどの「受信通知画面」と同様、自宅もしくはコンビニで印刷しましょう。
開業届の控えが必要な場面は?
開業届の控えは、個人事業主であることを証明するほぼ唯一の書類です。
個人事業主として手続きをおこなう様々な場面において、「開業届の控え(開業を証明する書類)」を求められます。
具体的に開業届の控えが必要な場面はこちら。
- 屋号で銀行口座を作る場合
- 法人用のクレジットカードを作る場合
- 事業資金の融資を受ける場合
- 持続化給付金等の給付金の申請をする場合
私はゆうちょで事業用の総合口座を作る際、銀行側から開業届の控えを求められました!
e-Taxのメッセージボックス内の書類2点で代用OK
本記事で紹介した書類2点をそろえれば、「開業したことを証明する書類(開業届の控え)」として扱われます。
- e-Taxの開業届「受信通知」
- e-Taxの開業届「申請データ」
どちらか一方だけでは証明できませんのでご注意ください…!
私のゆうちょ銀行での手続きの際には、上記2点の書類で開業届の控えとして代用できました。
ただ提出先機関によっては、他の書類を求められるかもしれません。
スムーズな手続きのためには、提出先に必要書類の事前確認しておくことをおすすめします。
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