医療事務に向いている人は?医療事務に必要なスキルとメリットから適性診断!
医療事務になりたい!
でも自分は医療事務に向いているのかな…?
医療事務は、働きやすさから主婦に人気のお仕事です。
でも専門性の高いお仕事なので、自分に医療事務の適性があるのか気になるところですよね。
- 医療事務で求められるスキルは?
- どんな人が医療事務に向いている?
本記事では、実際に未経験・無資格から医療事務になった筆者の目線から、上記の疑問にお答えします。
医療事務に「必要なスキル」と「働くメリット」から、自分に向いている仕事なのか判断しましょう♩
▼未経験・無資格からでも医療事務を目指す!
適性をみる前に知っておきたい!医療事務の仕事内容
まずは医療事務の仕事内容について、「自分の想像」と「実際の仕事」のズレがないか確認しましょう…!
医療事務は、病院やクリニック等の医療機関で働く事務のお仕事です。
医療事務のお仕事内容は、おおまかに以下の通りです。
- 受付:
患者さんの窓口応対や電話応対 - 会計:
医療費を計算して領収書・明細書・処方箋を作成し、レジでのお会計 - カルテ管理:
患者さんのカルテの作成や準備 - レセプト請求:
保険組合や自治体に医療費の請求 - 調剤:
院内処方クリニックでは調剤業務を行うこともあり
病院に行ったことのある方々なら、「受付」の仕事のイメージはなんとなく浮かぶのではないでしょうか?
しかし、実際にはその受付業務以外にも医療事務員は受付の裏でさまざまなお仕事をしています。
一般的に「事務職」に分類されますが・・・
- パソコンで作業をする「事務職」
- 受付で患者さん対応をする「接客業」
- 医療保険の専門知識を求められる「専門職」
実際には、医療事務はさまざまな要素をあわせもったお仕事です。
そこが医療事務の「仕事の魅力」でもあり「大変なところ」でもあります…!
- 厳密には医療機関は接客業ではありませんが、接客業のような対応サービスを求められるので「接客業」と表現させていただきます。
医療事務で求められるスキルは?
医療事務の仕事をするにあたって、求められるスキルは大きく3つです。
- パソコンの操作スキル
- コミュニケーションスキル
- 医療保険制度に関する知識
それぞれのスキルを具体的にご紹介します。
①パソコンの操作スキル
現在、ほとんどの医療機関がパソコンで事務処理をします。
そのため、医療事務員にコンピュータ操作スキルは必須です。
ただし、一般的な会社事務員に求められるパソコンスキルに比べると、最低限のパソコンスキルで十分でしょう。
医療事務員に求められるパソコンスキルの目安は、「キーボードでローマ字入力が滞りなくできる」レベル…!
というのも、医療事務が使うパソコン(通称:レセコン)は非常に特殊です。
病院によって使用するレセコンのメーカーが違うので、医療事務経験者でも勤め先によってレセコン操作は一から覚える必要があります。
そのため、病院側はレセコン操作方法は一から教える前提でいますので、未経験者でも安心して大丈夫です。
医療事務において、一般的な会社の事務職で求められるマイクロソフトオフィス(Word、Excel等)の仕事はほとんどないです。
一般事務職で必要なPCスキル例
- Wordの差し込み印刷機能で宛名印刷
- Excelの関数でデータ整理
- Excelでグラフ作成
正社員で管理職になるとわかりませんが、新人のうちは「Wordで掲示物を作成する」ぐらいです。
②コミュニケーションスキル
医療事務は、事務職の中でも比較的人と接する機会が多いお仕事です。
そのため、一般的な事務職よりも高いコミュニケーションスキルを求められます。
コミュニケーションスキルを求められる具体的な場面は、以下の通りです。
- 対「患者さん」コミュニケーションスキル
-
- 体調の悪い方への気遣い
- 高齢の方や障害のある方との意思疎通
- クレーマー対応
- 対「スタッフ」コミュニケーションスキル
-
- 病院内での的確な情報交換
- 女性社会でのうまい立ち回り
医療機関や担当業務にもよりますが、「人と話すのが苦痛」という方には正直おすすめできないです…
③医療事務に関する専門知識
医療事務において、一番重要なお仕事が「医療保険制度にしたがって診療費を計算・請求すること」です。
診療費請求のためには、医療保険制度に関する知識が必須。
しかしながら、専門性の高い知識なので勉強しなければ決して身に付かないスキルです。
医療保険制度の知識を習得する主な方法はこちら。
- 医療事務の資格勉強で習得する
- 職場の医療事務の先輩から実際のお仕事の中で教えてもらう
- 医療事務の本で勉強する
資格を取る・取らないに関係なく、医療保険制度についての勉強は必須です。
私は医療事務の資格勉強をしていないので、医療事務の本を購入して勉強しました。
実務習得に役立った本はこちら↓↓
医療事務として働くメリットは?
医療事務が自分に合っているのかを考えるとき、スキルの適性ももちろん重要です。
しかし、それ以上に「医療事務として働くことにメリット・魅力を感じるか?」というところにも注目しましょう。
私が実際に医療事務員として働いてみて感じた、「医療事務のメリット」はこちらです。
- 全国どこでも仕事を見つけやすい
病院はどこにでもある - 自分にあった雇用形態を選びやすい
正社員・契約・パートいろいろあり - 力仕事や立ち仕事ではない
年をとっても長く続けやすい - 勤務中の空き時間で診察してもらえる
私の勤務先は診療代すべて病院負担 - パートの時給は悪くない
正社員の給料は少し安め…
正直、正社員の給与はそこまで高水準ではないので、「高収入でいい生活がしたい!」という方には微妙です。
しかしながら、「家庭環境に合わせて、雇用形態を変えながら無理なく働き続けたい主婦」にはピッタリの仕事だと思います。
- 独身時代:
正社員でバリバリ働く - 出産後~育児中:
育児優先でパート勤務 - 子供が成長したら:
正社員・派遣に転職
医療事務としての働き方が自分の理想に近ければ、ぜひチャンレンジしてみましょう…!
医療事務の仕事が向いている人は?
これから医療事務を目指そうか悩んでいるとき、「自分は医療事務の仕事が向いているのか?」は気になるポイントですよね。
一口に「医療事務の仕事が向いている人」と言っても、雇用側と働く側で大きく変わってきます。
それぞれの視点からみた、医療事務に向いている人をご紹介します。
「雇用側」からみて医療事務が向いている人
一般的に、「雇用側」からみた「医療事務向きの人」は以下のような方です。
- 几帳面な性格の方
- 周りに気を配りながら仕事ができる方
- スピーディーに仕事をこなせる方
- コミュニケーションスキルが高い方
- パソコン事務能力のある方
医療機関の雇う側からみて、魅力的に感じる人材です。
この項目が当てはまる方は、医療事務として活躍できる可能性が高いです。
医療事務の面接でアピールするといいポイントですね!
「働く側」からみて医療事務が向いている人
実際に「働く側」からみた「医療事務向きの人」はこちらです。
- パソコンが得意ではないけど事務職を希望する
- 育児や夫の転勤等に合わせて柔軟に働き方を変えたい
- 力仕事や立ち仕事がむずかしい
- 年をとっても長く続けられる仕事がいい
- 高収入は目指していない
- 「勉強」や「人と話すこと」が苦痛ではない
医療事務に必要なスキルに加えて、医療事務として働くメリットも含めて「医療事務に向いている人」の特徴です。
上記の項目がいくつか当てはまるなら、医療事務の仕事を目指す価値があると思います。
医療事務が向いていると思ったら今すぐチャレンジ!
医療事務は「事務職」に分類されますが、実際の仕事はさまざまな要素を持ったお仕事です。
- パソコンで作業をする「事務職」
- 受付で患者さん対応をする「接客業」
- 医療保険の専門知識を求められる「専門職」
それが医療事務の「やりがい」でもあり、逆に「大変なところ」でもあります。
そこに魅力を感じるなら、医療事務はきっとあなたにピッタリのお仕事です…!
また、医療事務を目指すうえで、「自分のスキルや性格との適性」以上に「自分の目指す働き方を医療事務で実現できるのか」というところにも着目して考えてみましょう。
特に、ライフスタイルに合わせて柔軟に働き方を変えたい方に医療事務はおすすめです。
▼未経験・無資格からでも医療事務を目指す!
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