ハローワーク職業訓練で医療事務の資格は難しい?失業手当受給者じゃなくてもOK
ハローワークの職業訓練で医療事務の資格取得は難しい?
対象者や受講方法が知りたい!
みなさん、ハローワークの職業訓練で医療事務の資格勉強ができることをご存知でしたか?
雇用保険(失業手当)受給中の方はもちろん、それ以外の方を対象とした職業訓練もあり、誰でも受講のチャンスがあります。
- 職業訓練で医療事務の資格取得は難しい?
- 職業訓練の受講方法・選考試験は?
- 職業訓練での資格取得がおすすめの人
本記事では、職業訓練で医療事務の資格を取ろうか悩んでいる方に向けて、職業訓練の医療事務講座についてわかりやすくご紹介します。
職業訓練はだれでも応募はできますが、実際に受講するまでの道のりが意外と大変…!
でも、資格の取得費用を抑えたい方におすすめです。
▼未経験・無資格からでも医療事務を目指す!
ハローワークの職業訓練とは?
ハローワークでは、仕事を探している方を対象に「ハロートレーニング」という職業訓練制度があります。
職業訓練(ハロートレーニング)の対象は?
基本的に「働こうとする方、働く方すべて」が受講対象です。
「職業訓練は失業手当受給中の人だけ…」なんていうことはありません。
ただ、雇用保険(通称:失業手当)の受給中かどうかで、参加できる職業訓練の種類が異なります。
- 公共職業訓練(離職者訓練)
雇用保険を受給している方向け - 求職者支援訓練
雇用保険を受給していない方向け
(雇用保険受給が終了した人も含む)
だれでも受講のチャンスがあります♪
職業訓練(ハロートレーニング)の費用は?
国がおこなっている支援なので、受講料は原則無料です!
- テキスト代は有料
- 在職者や学卒者を対象としたハロートレーニングは有料
職業訓練で医療事務の資格取得は難しい?
職業訓練(ハロートレーニング)では、医療事務の資格取得に向けた勉強ができます。
資格取得に向けたカリキュラムで構成されていることが多く、医療事務の資格取得は十分に可能です。
実際に職業訓練で医療事務資格を取った方々
しかし、ネット上では「職業訓練で医療事務の資格取得は難しい」という声も…!
職業訓練で医療事務の資格取得が難しいとされる理由は3つです。
- そもそも職業訓練の種類が少ない
(訓練地・募集時期が限られている) - 職業訓練の選考試験の倍率が高い
- 職業訓練の授業時間だけでは試験合格に不十分
(個人の努力が必須)
職業訓練を受講するまでに運と熱量、さらに資格試験合格のためには個人の努力が必要不可欠です。
授業を真面目に受ければ「修了証明書」はもらえますが、その後の資格試験や就職試験は自分で合格を勝ち取るしかありません。
そのため、職業訓練での医療事務の資格取得は可能ですが、決して簡単ではありません。
職業訓練で資格取得のメリット・デメリット
職業訓練(ハロートレーニング)で医療事務の資格をとるメリットとデメリットを紹介します。
職業訓練で資格をとるメリット
- 資格取得費用を抑えられる
(基本的にはテキスト代、資格受験料だけでOK) - 一定の要件を満たすと給付金がもらえる
- 同じ医療事務を目指す仲間ができやすい
- 講座によっては病院実習もあり
一番のメリットは、民間の専門学校や通信講座に比べて資格取得費用が抑えられることです。
職業訓練の一例
例えば上記コースであれば、3ヶ月間(合計318時間)の講習を教科書代15,000円のみで受講できます。
※費用はお住まいの地域や訓練内容によって様々です。
コスパの良さが最大の魅力ですね♪
職業訓練で資格をとるデメリット
職業訓練はお得に資格取得できる一方、もちろん「デメリット」もあります。
- 地域によって講座の種類が異なる
(希望の医療事務コースがあるとは限らない) - 平日に毎日通学しなくてはいけない
- 受講日程が決まっている
(募集期間が限られている) - 面接や筆記試験による選考がある
(コースによって倍率が高い) - 審査があるので、申請から通学までに時間がかかる
(受付開始から訓練開始まで約2ヶ月)
通学講座のため、「コースの開催日程・場所」や「募集定員」が限定されています。
職業訓練はだれでも応募できるのですが、だれでも必ず受講できる訳ではありません。
私も失業手当受給中に職業訓練で医療事務の資格を取りたかったのですが、応募できる訓練がなかったので断念しました。
職業訓練での資格取得をおすすめする人
まず、職業訓練を受講するための条件を満たしているか確認しましょう。
- 平日毎日の通学が可能か
- 通学可能な日程・開催場所のコースが「募集中」であるか
- 通学開始まで時間がかかることに問題はないか
(受付開始から通学開始まで約2ヶ月)
上記3つのポイントをすべて満たす方には、費用を抑えられる職業訓練の受講をおすすめします。
運やタイミングも関わってくるので受講のハードルは高い…
また、はやく就職したい方には不向きです。
職業訓練の受講がむずかしい方には、「通信講座」がおすすめです。
- すぐに勉強を始めたい方
- 平日昼間の通学が難しい方
- 筆記試験や面接選考が苦手な方
医療事務の通信講座では、最安2万円の受講料や最短1.5ヶ月で資格取得できます。
医療事務の職業訓練を受ける方法
職業訓練を受講するためには、ハローワークで手続きをしましょう。
お住まいの地域管轄のハローワークで【求職登録】します。
※雇用保険の受給有無に関係なし
ハローワークの職業相談員さんのカウンセリングを受けます。
申込方法は講座によって違いますので、職業相談の中でご確認ください。
手続きのためにはハローワークに行く必要がありますが、自宅からでもハローワークのサイトで「職業訓練の検索」は可能です。
まずは、お住まいの地域の「医療事務講座の開講スケジュール」を調べてみましょう!
医療事務の職業訓練の選考って?
私は医療事務の職業訓練の選考を受けたことがありませんが、ネット上で「どんな選考試験(筆記・面接)があったのか」を調査しました。
職業訓練の選考を受けた方のツイート
応募申請から選考結果発表までも時間が掛かるので、急ぎの方には別の資格取得方法をおすすめします。
職業訓練以外に資格をとる方法は?
募集中の医療事務コースがなかった…
筆記試験や面接を受けて結果を待つのは面倒…
こんな方におすすめしたいのは、「医療事務の通信講座」です。
- 申込みから勉強開始までがスピーディー
- 通学しなくてよいので、自分のペースで勉強ができる
- eラーニング(スマホ動画)対応講座を選べば、スキマ時間にどこでも勉強できる
- 職業訓練ほどではないが、通学講座よりも安価
職業訓練よりも、短期間&計画的に医療事務の資格取得に近づけます。
費用はどうしても職業訓練よりも高くなってしまいますが、その分スマホ学習(eラーニング)やDVD等の動画サービスが充実しています。
通信講座を選ぶ際は、それぞれの通信講座で取得できる資格の種類や費用を総合的に判断して決めましょう。
こちらの記事では、ポイント別におすすめの医療事務講座を紹介しています。
まとめ:条件は厳しいけど職業訓練で資格の取得は可能!
ハローワークの職業訓練は、だれでも応募することができます。
ただ医療事務コースの受講資格を得るにはさまざまな条件があり、実際に職業訓練に通える人は少ないです。
そのため、「職業訓練を受講できればラッキー!」ぐらいの気持ちで、お住まいの地域の職業訓練コースを探してみましょう。
もし職業訓練がむずかしい場合は、すぐに方針を切り替えて別の資格取得方法をご検討ください。
悩んでいるより行動にうつしてみましょう♪
【補足】資格をとらずに医療事務を目指すなら
医療事務業界では、たとえ医療事務の資格がなくても就職可能です。
とりあえず「資格なしで就活してみよう!」という方は、私の未経験・無資格の医療事務の就活記事をぜひ参考にしてください。
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