面接も履歴書もいらない!単発バイト探しCheck

106万円の壁が撤廃されるとどうなる?影響を受けるのはだれ?

  • 106万円の壁が撤廃されたらどうなる?
  • 撤廃により影響を受けるのはどんな人?
  • 実際に撤廃となるのはいつから?
  • 改正後も扶養内で130万円まで働くには?

ここ最近のニュースで年収103万円の壁の話はよく取り上げられていました。

しかし、ここでいきなり発表されたのが「年収106万円の壁の撤廃」!

これにより、いま現在社会保険の扶養に入りながら週20時間以上働いている人は要注意です。

みなみ

扶養内で働きたいパートにとっては改悪すぎる見直し案…

この記事のまとめ
  • 「106万円の壁」が「週20時間の壁」に変わる
  • 週20時間以上働くアルバイト・パートは、社会保険の扶養を抜けて、自ら厚生年金に加入しなくてはならない
    (学生以外)
  • 扶養を抜けた場合、社会保険料の負担額は0円→年間15万円オーバー
  • 来年(2025年)の通常国会で議論され、決定されれば早くとも再来年(2026年)頃からスタートか?
  • 改正後も130万円まで扶養内で働く対応策はダブルワークや単発バイトか

本記事では、アルバイト・パートの目線から106万円の壁の撤廃について紹介します。

パート探しはアプリだと楽々

  • 検索条件を保存しておける
  • 通知設定で新着情報をゲットできる
  • アプリからそのまま簡単応募

なら採用決定でお祝い金

\ 採用決定でお祝い金5千円以上 /

バイト・アルバイト求人のお得なバイト探しはマッハバイト
バイト・アルバイト求人のお得なバイト探しはマッハバイト
開発元:Livesense Inc.
無料
posted withアプリーチ
目次

そもそも年収106万円の壁とは

年収106万円の壁とは、従業員51人以上の企業で働くパート主婦が気にするべき年収の壁です。
(2024年11月現在)

以下の「パート先の社会保険加入条件5つ」をすべて満たす場合、年収130万円未満であっても社会保険の扶養を抜け、自身で社会保険料を支払わなくてはいけません。

パート先の社会保険加入条件5つ
  • 勤務先の従業員51人以上
  • 月額賃金が8.8万円以上(賞与・残業代・通勤手当含まず)
  • 週の所定労働時間が20時間以上
  • 雇用見込み期間2ヶ月超
  • 学生以外

厳密にいうと「月8.8万円×12か月=105.6万円」ですが、おおまかに「106万円の壁」と言われています。

社会保険の扶養に入っていれば、社会保険料の負担は0円です。

しかし、自身でパート先の社会保険に加入となると社会保険料は年間およそ15万円

そのため、106万円の壁を超えないように働き控えをするパート主婦さんは多いです。

106万円の壁が撤廃→週20時間の壁に

今回の厚生労働省の見直し策によると、社会保険加入条件がこれまでの5つから3つになるようです。

パート先の社会保険加入条件
  • 勤務先の従業員51人以上
  • 月額賃金が8.8万円以上(賞与・残業代・通勤手当含まず)
  • 週の所定労働時間が20時間以上
  • 雇用見込み期間2ヶ月超
  • 学生以外

そのため、学生以外の長期アルバイト・パートでは「週20時間以上の勤務」でパート先の社会保険の加入が義務ということになります。

106万円の壁の撤廃で影響をうけるのは?

106万円の壁の撤廃で影響を受けるのは、社会保険の扶養に入りながら週20時間以上働いている人です。

ニュースによると、今回の見直しで新たに200万人が加入となる試算…!

見直しで影響を受けるパートの例
  • 従業員51人未満の企業で週20時間以上働いている
  • 週20時間以上働いているけど月88,000円は超えていない

上記に当てはまる方は、これまで106万円の壁の対象外なので社会保険の扶養に入れていました。

※社会保険の扶養:配偶者(親)の勤め先企業の厚生年金や健康保険に加入

しかし、改正案が通った場合、今後は社会保険の扶養を抜け、自ら社会保険料を支払わなくてはいけません。

厚生年金と健康保険の社会保険料の負担額は年15万円超え・・・

みなみ

年収100万円台のアルバイトやパートにとっては負担が大きすぎます

106万円の壁の撤廃によるメリットは?

年収106万円の壁の撤廃によるメリットは、アルバイトやパートでも厚生年金に加入によって将来の年金額が増えることです。

ただし、働き手目線では社会保険料の負担増加というデメリットの方が気になるところ。

もしも「年金の3号廃止」となった場合は、自分で国民年金もしくは厚生年金に加入しなくてはいけません。
その場合は、パート先の社会保険に加入できたほうが保険料や将来の年金額でメリットがあります。

106万円の壁の撤廃後でも扶養内で働くには?

106万円の壁が撤廃された後も社会保険の扶養内で働くためには、ひとつのパート先で週に20時間以上働かないことです。

現在の106万円の壁でも、一つのパート先で条件を満たした場合に社会保険の加入が義務とされています。

今後の見直し案によってどうなるかわかりませんが、今のところはダブルワーク単発バイトでの調整が最適解になりそうです。

みなみ

ただし「年金の3号廃止」となった場合は、パート先の社会保険に入れる方が有難いので難しいところです…

年収の壁は最新情報をチェックしよう!

年収の壁については国会での議論が過熱しており、さらに二転三転する可能性も見込まれます。

育児や介護といった様々な事情によりフルタイムでは働けないアルバイトやパートの方も多いはず。

そのような短時間労働者に優しい制度であってほしいのですが・・・

年収の壁の改正に合わせて、自分にあった働き方を選択しましょう!

今後どうなるかわかりませんが、余力のある方は扶養制度に頼らない働き方も検討してみましょう。

例えば、最近では特別なスキルがなくても在宅フルタイムで働ける求人が増えています。

私自身、もともと扶養内パートだったのですが、いまはパートとオンライン秘書のダブルワークで扶養を抜けて働いています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次