【例文】医療事務の面接での逆質問!実際に聞いてよかった逆質問の例を紹介
明日は医療事務の面接…!
逆質問を求められたらどうしよう?
どんな質問をしたらいいの?
採用面接の最後といえば、「なにかご質問はありますか?」という逆質問の時間。
最後の逆質問で失敗すると、そこまでの受け答えがバッチリでもマイナス印象で終わってしまいます…!
医療事務は倍率の高い人気のお仕事だからこそ、「最後の逆質問」をうまく活用してライバルと差をつけましょう。
本記事では、現役医療事務員の立場から、具体的な医療事務の面接での逆質問の例を紹介します。
▼未経験・無資格からでも医療事務を目指す!
医療事務の面接での逆質問はなんで重要?
採用面接において、逆質問はとっても重要です。
逆質問の2つ重要な役割はこちら。
- 面接最後の自己アピールのチャンス
- 病院側と働く側のミスマッチの防止
それぞれ説明していきます。
①面接最後の自己アピールのチャンス
逆質問のタイミングは、基本的に面接の最後です。
「面接でうまく自分をアピールできなかった…」というときは逆質問が逆転のチャンス。
自分のアピールできてなかった部分について触れながら、うまく自己アピールにつながる逆質問をしましょう。
最後に良い印象を残せると、面接全体の評価も上がります…!
②病院側と働く側のミスマッチの防止
面接における逆質問は、働く側が就業前のイメージと実際の仕事内容のギャップに苦しまないためにも重要です。
採用後に「思ってた仕事と全然ちがう…」となってすぐに退職した場合、病院側も働く側もどちらも不利益です。
採用面接は、面接官が一方的にこちらを審査するイメージかもしれません。
でも、採用面接は「働く側が病院側を見極める場」でもあります。
一度働き始めてからの退職は大変なので、「自分が働き続けられる職場なのか?」という視点は持って面接に臨みましょう…!
【例文】医療事務の面接の逆質問OK例
医療事務の面接でおすすめの逆質問の例文と注意点を紹介します。
働き始める前に準備・勉強しておくことはありますか?
OK例文:未経験・無資格の場合
私は医療事務の仕事の経験も資格もないので、医療事務の仕事についての本を読んでおおまかな仕事内容を学びました。ただ、実際に仕事をする上で不足ばかりだと思うのですが、前もって学んでおくべきことはありますか?
OK例文:ブランクからの復職の場合
久しぶりの医療事務への復職となるので、改めて勤務前に勉強しておこうと思っています。もし採用後の業務振り分けが決まっていれば、その点を重点的に学びなおしたいので教えていただけますか?
逆質問で熱意を伝えるために、採用となった場合に準備・勉強しておく質問はおすすめです。
ただ質問するのではなく、具体的に「いま自分が勉強していること」「勉強しようと思っていること」を伝えましょう。
よくされる逆質問だからこそ、「自ら考えて動ける人材」というアピールで差をつけましょう。
医療事務員さんの総数と1日のシフト人数はそれぞれ何人ですか?
逆質問のOK例文:
いま御院に医療事務員は何名いらっしゃって、どのようにシフトを組まれていますか?
シフトの自由度を把握するために、医療事務の同僚数とシフト人数を聞いておきましょう。
事務員の総数とシフトに入る人数が近いほど、シフトの融通が利きづらい可能性が高いです。
ストレートに「シフトの融通は利きますか?」よりも実状がわかりやすい気がします…!
事務員さんの年齢層はどのくらいですか?
逆質問のOK例文:
いま御院で働く医療事務員の方の年齢層はどのくらいですか?
職場の年齢層を聞く質問は、下記2つの目的の両方を満たせるのでおすすめです。
- 職場の雰囲気を知るための参考になる
- 病院側に職場に馴染めるアピールができる
職場の雰囲気を知る
年齢層によって、職場の雰囲気はかなり変わります。
面接官(院長先生や人事の方)からみた事務員の雰囲気はあまり当てにならないので、年齢層を聞くことで一番雰囲気がつかみやすいです。
職場に馴染めるアピール
医療事務はチームワーク必須のお仕事です。
病院側は「職場の人間関係をうまくやっていけるか」というところも見ているので、職場の年齢層と自分の相性の良さをアピールできれば高評価となります。
年齢層を聞いたあと、「その年齢層の方となら、(例:前の職場の同僚の方々と同じくらいなので)(例:同年代で話が合いそうなので)うまくやっていけそうで嬉しいです」と仲良くできるアピールを必ず返しましょう。
忙しい時期はいつ頃ですか?
OK例文:未経験の場合
医療事務のお仕事は月末~月初や冬季が忙しいと伺うのですが、実際にその時期は残業やシフトが増えますか。
OK例文:経験者の場合
前職でも月末~月初の時期は〇時間ぐらいの残業があったのですが、御院ではどのぐらい残業されていますか。
残業時間を把握しておきたい場合は、繁忙期の残業時間を確認しておきましょう。
未経験者の場合は、「医療事務には忙しいシーズンがあることを認識している」というアピールにもなるのでおすすめです。
無理やウソはよくないですが、「その繁忙期はシフトや残業の調整がきくように予定を調整します」と伝えられると好印象です。
【例文】医療事務の面接の逆質問NG例
次に、医療事務の面接でおすすめしないNG例です。
ただ「NGだけど質問して確認したい…!」という方のために、同じ内容の質問でもマイナス印象にならない聞き方のポイントも併せて紹介します。
調べればわかる内容を質問する
逆質問のNG例文:
・御院の残業時間はどれくらいですか?
(求人票に書いてある)
・御院の理念はなんですか?
(ホームページに書いてある)
自分で調べればわかる内容を聞くのは絶対にやめましょう。
面接時間を割いている病院側に対して、とても失礼にあたります。
仕事に対して消極的な質問をする
逆質問のNG例文:
・仕事は忙しいですか?
・医療事務未経験ですがなんとかなりますか?
仕事に対して、ネガティブな姿勢を感じる質問はやめましょう。
新しい仕事への不安な気持ちはわかりますが、そのまま不安な気持ちを病院側に伝えるのは不躾です。
給与や待遇についてだけ質問する
逆質問のNG例文:
・ボーナス額はどのくらいですか?
・有給は自由に取得できますか?
働く上でお金の話はとても重要ですが、こちらの待遇条件ばかり質問するのは悪い印象につながります。
どうしても確認したいことがあれば、質問のしかたを工夫しましょう。
- 「大変恐縮ですが…」と前置きする
- その質問の意図や理由を伝える
(子供の行事に参加したい、等)
なにも逆質問しない
逆質問のNG例文:
特に聞きたいことはありません。
「最後になにか質問はありませんか?」と聞かれて、特にないですの一言で終わるのは絶対にやめましょう。
病院側から「うちの仕事に興味がないんだな…」と判断されます。
医療事務の逆質問でしっかりライバルと差をつけよう!
この記事では、医療事務での逆質問のポイントと例文を紹介しました。
ほとんどの面接でおこなわれる逆質問。
面接最後にアピールをしつつ、自分の未来の職場環境を確かめるための重要な場です。
事前にどんな逆質問をしようか具体的に考えておくと、当日焦らなくてよいですよ♪
コチラの記事では、私が実際に未経験・無資格で医療事務のパート面接を受けたときの質問&回答例を紹介しています。
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